今まで見えなかったものを可視化していくことを芸術的な「創造」とするならば、所謂クリエイションに携わる真の人は、既存の価値や作業に満足してはならない。それらに操作されて終わるのではなく、新たに問うべき意味や価値を生の経験に還元する運動こそがFenomeno(目覚ましい現れ)にほかならない。
十分な容量のあるラウンドジップウォレットです。表側はキルティングでインディアンに由来する「メイズ」や「ダイヤモンド」がデザインされています。レザーはメゾンブランドのウォレットにも使用されるドイツのタンナーであるワインハイム社が誇る「ワープロラックス」を使用。ワープロラックスは非常に美しい光沢を持つ上、耐久性が高く弾力性にも富んだソフトな仕上がりです。独自の方法によるクローム鞣しであるため一般的なものと比較して経年変化がほとんど無い事も特徴で、徐々に光沢が増すに留まり、新品の品ある状態を保つ事ができます。ジップなど細部にも拘りがあり、YKK社の最高級「EXCELLA」を採用。ファスナーの歯の部分がしっかりと研磨されている為、不具合が起こりにくく非常に滑らかに開閉が可能です。また引手にはTsunai Haiyaオリジナルの表側のデザインに合わせたシルバーを使用しています。収納部はカードスロットが左右に4カ所ずつとお札や領収書などが入る箇所が2カ所ずつあり、中央には小銭などが収納できるジップ付きの収納があります。拘り抜いた素材とTsunai Haiyaの技術が合わさったプレミアムなアイテムです。
【SIZE】縦:約10cm 幅:約19cm 厚み:約2.5cm
【素材】ワープロラックス(牛革)、 シルバー
※Tsunai Haiya・・・アパッチ語で「日出ずる(日本)」という意味。インディアンジュエリーの需要が最も高い日本ですでに流布しているジュエリーアーティストとは全く別に、新たなジュエラーの後援をめざし、そして一人のアーティストとしてではなく、一つのブランドアイテムとして確立させる。数多くの金工技術を知り、現地での生活を通じて彼らと太い信頼関係を築いたYusuke Kuwanoならではのオリジナルブランド。
※Yusuke Kuwano Japanese
2009年にアメリカインディアン美術、通称サウスウエストアートの中心であるアメリカ、ニューメキシコ州サンタフェに移住。現地の芸術大学、Institute Of American Indian Artsにて金工を専攻する。
2011年、1st Annual Institute of American Indian Arts Competition、ジュエリー部門とAmerican Indian Higher Education Consortium Art Competition、ジェリー部門、共にFirst Place。同年ナバホ族、若手ジュエラー、マイケル ローアンホースの下でアプレンティスシップ。
2012年にMuseum of Contemporary Native Artsにてグループエグジビジョンをする。同年、Higher Honor Studentとして卒業、Bachelor of Fine Arts取得。
更に、友人であるアパッチ族の彫刻家クレッグ ゴセユンと共にジュエリーブランド『Tsunai Haiya』を立ち上げる。